ノートパソコンに新しく登場したSシリーズSA507iはビジネス利用におすすめ

THIRDWAVE-SA507i

ドスパラの販売するノートPCはゲーミングパソコンとして有名なガレリアの他に、ご家庭やビジネスで使えるノートパソコンも取り扱っています。

THIRDWAVE-SA507iは仕事に適した性能と外観を持つ新しいシリーズのパソコンで、新採用のタッチパットや長時間パソコンを使えるバッテリーを搭載。

15インチの大型ディスプレイながら持ち運びもできるコンパクト設計です。

これからノートPCの購入を考えている人は、一度検討してみてください。

目次

Core i7-1165G7で最新のWindows11を使えるパソコン

2021年10月に公開されたWindows11は、インストールするためのシステム要件が厳しくなっており古いパソコンでは体験できません。

操作性の向上やセキュリティの強化などは新しいOSがもっとも優れているもの。

THIRDWAVE-SA507iなら、買ったその日から最新のOSを使うことができます。

モデル名THIRDWAVE-SA507i
OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル Core i7-1165G7 (2.80GHz-4.70GHz / 4コア / 8スレッド)
メモリ16GB LPDDR4x-3733
グラフィックインテル Iris Xeグラフィックス(CPUに内蔵)
SSD512GB NVMe SSD
入出力ポートThunderbolt4(USB Type-C形状、PD対応充電 / DisplayPort Alt Mode 映像出力)×2 , USB3.2 Gen2 Type-A×1 , USB3.2 Gen1 Type-A×1 , USB2.0 Type-A×1 , HDMI×1 , マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子×1
カードリーダーmicroSDカードリーダー(SDXC対応)
オフィスソフトKINGSOFT WPS Office 2 (ワープロ / 表計算 / プレゼンテーション)
ディスプレイLED バックライト付 15.6 型 TFT液晶、アンチグレア、最大 4,096 × 2,160ドット
バッテリーリチウムイオンバッテリー(約12時間 JEITAバッテリー動作時間測定法 Ver. 2.0)
※バッテリー動作時間は環境により前後します。
WEBカメラHD WEBカメラ
無線LANインテル Wi-Fi 6 AX201
サイズ・重量・358.0(幅)×233.0(奥行き)×19.0(高さ/ゴム足含む) mm
・約1.7kg(バッテリー含む)
引用元:製品特徴

THIRDWAVE-SA507iはドスパラが販売するノートパソコンのなかで、バッテリー駆動時間がもっとも長いパソコンです。

後発の製品ほど、CPUなどの電力効率は向上しバッテリーの性能も上がるため駆動時間が伸びるのは当然といえるでしょう。

エネルギー効率は従来モデルでほぼ同スペックのDX-T7の27.2kWh/年に対し、THIRDWAVE-SA507iは26.29kWh/年。

Core i7搭載のガレリアノートと比較すると倍以上、エネルギー効率が良いのです。

Core i7搭載モデル同士のバッテリー駆動時間比較

THIRDWAVE-SA507i約12時間
THIRDWAVE F-14TG約9.9時間
THIRDWAVE DX-T78.8時間

購入時にエクセルやワードは付属していません。代わりに「WPS Office」という互換ソフトが同梱されています。

ソフトの機能はほぼ変わりませんがインターフェースや操作感は違うため、マイクロソフト社のオフィスソフトを使いたい人は購入時に「構成内容を変更する」を選択して必要なソフトを選んでください。

オフィスを追加するときのカスタマイズ料金

Microsoft Office Home and Business 2021 (Word・Excel・PowerPoint・Outlook)+27,500円(税込)
Microsoft Office Personal 2021 (Word・Excel・Outlook)+22,000円(税込)
Microsoft Office Professional 2021 (Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Access・Publisher)+53,900円(税込)

ドスパラはBTOパソコンメーカーとして有名ですが、実際は購入時にカスタマイズできる項目はほぼありません。

BTOパソコンとはBuild To Orderの略で、「受注生産」を意味します。既製パソコンより詳細にパーツ構成(メモリ・ハードディスクなど)をカスタマイズすることが可能です。

引用元:BTOパソコンとは

これは、パソコンのラインナップを増やしてユーザーの用途にあった仕様を選べるようになったことと、受注生産の項目を減らすことで出荷までの日数を少なくするためです。

このことから、ドスパラはネット上で購入手続きを完了でき最短翌日出荷を実現するなど実店舗と遜色なく購入できるようになっています。

>> ドスパラノートPC一覧を見る

保証期間

パソコンは高額な商品なので壊れたときの対応は購入時に検討する項目の一つです。

ドスパラの販売するパソコンは1年間の無償保証付きです。他にも延長保証、ユーザー過失も保証してくれるサービスなどの補償制度を用意しています。

1年間の無償保証標準で付いてくる保証サービスです
初期不良対応期間を延長アプリ登録で初期不良対応期間を1週間から30日間に延長
延長保証2年~5年まで保証期間を延長します
セーフティサービスユーザー過失の故障もすべて無料で修理します

THIRDWAVE-SA507iの写真レビュー

THIRDWAVE-SA507iは、ノートパソコンとしてはめずらしい色を採用した外観やテンキー機能を持つタッチパッドなど、従来のパソコンから一新されたコンセプトで作られています。

派手さをおさえたブルーメタリックの本体

シルバーやブラックの本体色が多いなか、ブルー系のボディ色は好みが分かれるところ。

THIRDWAVE-SA507iは濃いブルーのメタリックを使い、他メーカーでは見られない色を採用。

とはいえ、明るさを抑えた色なので安っぽさはなく、他人と同じ色になりにくいことから飽きずに使うことができます。

本体色
室内で撮影したときの色合い

薄いメタリック塗装により光の当たり方で色が変わります。

本体色
光にあたったときの本体色
暗いときの本体色
暗めの状態で撮影

13インチのMacBookProと比較してみるとブルー系ではありますが、色のトーンは落ち着いているのがわかります。

THIRDWAVE-SA507iはMacBookProのディスプレイより2.6大きい15.6インチです。

見やすい大きな画面を採用してもコンパクトな設計なので、持ち運びで不満を感じることはないでしょう。

マックブックプロと並べた写真
MacBookProと比較写真

リフトアップヒンジとUSB-Cを追加したインターフェース

THIRDWAVE-SA507iは、ディスプレイを開くと本体の奥側が浮き上がるヒンジを採用。

キーボードに角度がつくことにより、デスクトップパソコンを操作しているような感覚で入力できます。

ヒンジで浮き上がる
リフトアップヒンジ

接地面に傷が付かないように小さなゴム足も取り付けられています。

THIRDWAVE-SA507iは底面に排熱用のスリットを設けているため、リフトアップヒンジにより空気を抜けやすくすることで冷却効果も向上しました。

THIRDWAVE-SA507iの底面

従来ドスパラで販売していたノートパソコンのUSB-Cコネクタは1つのみでした。

モバイル機器の増加とともにUSB-Cの装着率も上がっていることから、THIRDWAVE-SA507iでは2つになっています。

Thunderbolt4の規格でも動作するためデータの高速伝送にも最適です。

インターフェース
USB-C Thunderbolt

左側面にはUSB3.2-AとHDMIの入出力ポートを装備。HDMIケーブルでも外部モニター出力ができます。

右側面に装備しているのはUSBポートとマイク・ヘッドフォン入出力、カードリーダー、指紋認証センサーです。

THIRDWAVE-SA507iインターフェース
インターフェース(右)

カードリーダーはドライブレコーダーで主流のmicroSD形式を採用。レコーダーから取り出したカードを直接差し込こんで録画を見ることもできます。

指紋認証センサーはセキュリティのためだけではなく、タッチによるログインも可能になりパスワード入力の手間も省けます。

指紋認証センサー
指紋認証センサー

スリムベゼルと2つのテンキーで携帯性と効率化を向上

THIRDWAVE-SA507iはディスプレイの枠を可能な限り狭くすることで、15インチという大画面でも本体サイズは大きくなりすぎないように設計されています。

また、外枠を狭くすることで映像を大きく見せられる効果もあります。

ディスプレイベゼル
スマート(狭小)ベゼル

THIRDWAVE-SA507iには2021年に登場した、インテルの11世代CPUにはIris XeというGPUが内蔵されています。

GPUとはCPUに内蔵されていながらグラフィック関連の映像や画像に関する処理を行うチップです。

「Iris Xe」は内蔵GPUとは思えないほどグラフィック性能が高いのが特徴です。従来の第10世代のintelCPUが持つグラフィック性能の約2倍と言われており、高速処理で快適な描画処理が可能です。

引用元:Iris Xe グラフィックスとは

別途グラフィックボードを搭載することが不要なため、本体を小さく作れますしバッテリーの消耗も抑えられるので、持ち運びするノートパソコンには最適。

ゲーミングパソコンほどのグラフィック性能ではありませんが、画像編集や図形を描く程度なら問題なく作業できます。

本体を開けたところ
発色数は1,677万色以上

THIRDWAVE-SA507iのディスプレイは薄型設計でもあるため、本体を開きやすいように前面には指をかける切り欠き。

ディスプレイノッチ

ディスプレイ上部にあるWEBカメラでオンラインミーティングも可能。シャッター付きで一時的にカメラ画像を切りたいときに役立ちます。

カメラ
スライドシャッター付きWEBカメラ

タッチパッドは右上にあるマークを押すと、数字が浮かび上がりワンタッチでテンキーに変わります。

タッチパッド式テンキー
テンキー切り替えボタン
テンキータッチパッド
タッチパッドをテンキーに変更

キーボードにもテンキーを搭載していますが、タッチパッドのテンキーから左手で入力しながら右手でエンターキーを押していけば、連続した数値を効率よく打ち込めます。

キーボードのテンキーは14インチノートPCには搭載されていません。エクセルを使う人や事務作業で数字を打つことが多い人は15インチノートPCを選びましょう。

テンキー
キーボードテンキー

15インチノートは据え置いて使う人に向いている

THIRDWAVE-SA507iは大画面でも小さく作られてるとはいえ、13インチ型のノートに比べると大型です。

カフェなどで狭いスペースしか使えない場合は本体だけでテーブルを専有してしまう可能性も。

事務所で幅の広い机なら余裕を持って置くことができますし、ミーティングなどで部屋を移動したいときには簡単に持ち運べます。

事務所での利用に最適
事務テーブルに設置
THIRDWAVE-SA507iに適している使い方
  • 会社内で場所を変えながら使う
  • 持って外出することが少ない
  • パソコンバックに入れて持ち運ぶ(リュックには入らない)

THIRDWAVE-SA507iは事務系のビジネスに最適なノートPC

会社でパソコンを使う用途は、数値の管理だけでなく広告用に写真を加工したり動画を作成することもあります。

THIRDWAVE-SA507iでは、内蔵されているGPU(グラフィックチップ)が優秀だとしても画像の編集は重荷であることや、512GBのストレージ容量も大量の動画データを保存するには充分とはいえません。

しかしCore i7は8スレッド(パソコンが認識されているCPU数)で動作することから、並行して処理を進める性能と計算能力に優れています。

THIRDWAVE-SA507iのCorei7
CPUのパフォーマンス

また、大画面のディスプレイ、タッチパッドテンキーなどを装備しているTHIRDWAVE-SA507iは、公式サイトでも「ハイパフォーマンスノート」として紹介されています。

公式サイトでのおすすめ画像
公式サイト画像

THIRDWAVE-SA507iは上位モデルのCPUであるCore i7を搭載しつつも、Core i5ノートパソコンより大幅に高価なわけではありません。

ドスパラのノートパソコンとしては最上位のモデルですが、初心者の方や新しくパソコンを買おうと考えてる人にもおすすめです。

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